生徒の声

生徒:かおりさん(23歳)

「"大切な出逢い"をたくさんできる場」

私は現在、作曲を学ぶ学校に通っていますが、この道に進むことができたのは、アスパイアとの出逢いがあったからです。

小さい頃から音楽が大好きで、近くの音楽教室でピアノを習っていました。

しかし、そこは"音楽を楽しむ"というのではなく、日に日にピアノと向き合うのが怖く、嫌になっていました。

そんな私を見兼ねた父が、アスパイアに連れて行ってくれたことが、私の道の始まりでした。

 

アスパイアの先生方は、ピアノだけではなく、できないとすぐ嫌になってしまったり、人と比較して嫉妬してしまう私の心とも向き合って下さいました。たくさんの出逢いがありましたが、何より大きかったのは、ギターを抱えて先生方と一緒に東北へ行き、東日本大震災で被災された方々と出逢ったことでした。この出逢いで、私の中にあった"音楽"が、何の為にあったのかを深く知ることになりました。

 

アスパイアでは、震災で被害に遭った方々に少しでも元気になって頂こうとチャリティコンサートを行っているのですが、そのコンサートを通してたくさんの方々と出逢い、聴いてくださった方々の心を少しでも癒したいと想うようになり、こんな温かい場がたくさん増えるように、自分でもそんな音楽を作っていきたいと思うようになっていきました。

 

私にとってアスパイアは、本当に大切です。アスパイアがなかったら、いま自分はどう生きていただろうと思うほどです。

こんな素敵で温かい音楽教室は、宇宙のどこを探してもこの場だけだと確信しています。


生徒:めぐみさん(18歳)

私には4歳上の姉がいて、姉にくっついていく形で、気づいた時にはもうピアノをやっていました。訳のわからないまま教室へ行くと、先生達はいつも笑顔で出迎えてくれて、出来ない私を受け入れてくれて、ゆっくり一緒に進んでくれて、帰る頃には元気になっていました。“アスパイアマジック”だと私は思っています。

 

アスパイアは私たち家族をずっと支えてくれて、私がどんな状況になっても、どんな夢を描いても、いつもそばに居て、支えてくれて、私よりもワクワクしながら応援してくれます。“アスパイアファミリー”という言葉があるのですが、私は本当に家族だと思っています。温かく、優しく、愛に溢れた場所。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、アスパイアがなかったら、今の私は無いと思っています。

 

音楽はずっと好きで、今でも音楽のある未来を描いています。音楽はどんな私も受け入れてくれると思っているからです。その感覚はアスパイアの環境だったからこそ養われたものだと思っています。

 

あの時、なにがなんだかわからない幼い私を、有無を言わさずにアスパイアに連れて行ってくれた両親にも、今は感謝でいっぱいです。

 


保護者の声

「アスパイアに通って」渡邊さん
息子は5歳の時からアスパイアに通っています。
ピアノを習いたいと言っていたので探していたところ、偶然アスパイアのチラシを目にしました。親子で子育てもひっくるめて学びましょう、という内容が書かれていたのでここにお願いすることにしました。
落ち着きのない息子はピアノの前にじっと座っていることができずにいましたが、先生方が歌や映像教材やカードなどを使いながら楽しくレッスンをしてくださいました。
リズムのレッスンでは、先生のピアノに合わせてドラムをとても楽しそうに叩いていました。
私がここに通ってよかったと思う事は、ピアノを少しでも間違うとすぐに拗ねて泣いたり怒ったり八つ当たりをしてしまう息子に対して、先生方は決して怒らず根気よく話をしてくださった事です。失敗は悪いことではない、失敗をたくさんするとピアノが上手になると繰り返し話してくださいました。息子の悔しい気持ちを表に出してくださり、それをプラスに変えてくださいました。今では、うまく弾けない時も根気よく頑張ることができるようになりました。
もう一つ良かったことは、東日本大震災のチャリティーコンサートに参加できたことです。うまく歌う事ばかり考えるのではなく、気持ちを相手に伝えるということを親子共にいつも教えて頂いています。息子は、コンサートの練習をする事で自分の遊ぶ時間が少なくなってしまう為、コンサートに出るのは今回限りにしたいと言っていました。ですがコンサート終了後には、次回の東北へのコンサートへも参加したいという気持ちに変わっていました。心を込めて歌を歌いそれを聴いたお客さんが喜んでくださるという経験を通して、音楽の力は凄いと感じたと話してくれました。今では嫌がらずにコンサートの練習に参加しています。 
他にも良かった事はたくさんありますが、アスパイアで学んだこれらの事は、息子がこれから生きていく上でも役に立ってくれることと思います。
 「親も子も成長しました」小村憲一さん
私の娘は、生後1週間で髄膜炎になり、その後遺症により、脳性麻痺になりました。生後8か月になっても笑ったことはなく、無反応でどう育てていいのか、途方に暮れていました。
音楽がいいと知人から聞いて、私が提案して、3歳の時にアスパイアに通い始めましたが、妻は、音楽が嫌いで通うのに消極的でした。夫はそのうち来なくなり、自分が一人でやらされるのではと、疑心暗鬼にもなっていたそうです。
娘は、立てませんし、しゃべることもできません。意思の疎通も図れない状況です。先生も手探りだったと思いますが、あれはどうかこれはどうかと一生懸命に関わってくれました。カスタネット、タンバリン、太鼓、鈴等々、色々と試しましたが、娘の興味を引くものはありませんでした。こんなことやっても意味あるのかなと思いながらも通い続けました。すると、妻は、私がフェードアウトせずにいるのを見て、安心したようです。音楽嫌いも少しずつなくなっていきました。 
色々と試すうちに、娘は、ピアノを両親と一緒に弾くのは好きだったことがわかってきました。「一緒にやる」というのが大事なのではと先生は思われたそうです。レッスンで両親が歌うようにしたところ、娘は大喜びで、首を振って反応するようになりました。
そして、教室主催のチャリティコンサートに親子で参加することを勧めてくださいました。その練習中、娘は嬉しそうに首を振っていました。コンサートの本番では、大喜びで首を振って、ギターの演奏者の足元に擦り寄っていました。 
歌も覚えたようで、歌の終わりに合わせて体を揺するのをやめます。こちらの歌の音程が外れたりすると怒ります。CDではダメで、生の肉声の歌でないと反応しませんので、私たちも、一生懸命歌いました。そうするうちに、娘と音楽を通して、意思疎通ができるようになり、喜んでよく笑うようになりました。この子にとってアスパイアは、遊園地に来るような、最も楽しい場所です。
通い始めは、夫婦の共同はなく、バラバラでしたが、今では一緒にコンサートに参加しています。妻は、歌が好きではなかったのですが、少しずつ前向きに取り組んでいます。
私も、この年になって(48歳)一緒に歌う楽しさ、みんなで頑張る喜びを感じています。
夫婦関係が変わり、子供に真剣に一緒に向き合った時、子供は変わりました。親子で成長するというコピーは本当です。
東北のコンサートにも、親子で参加しています。 
「うちの子はこんな風に育っています」小林さん
長男が1~2歳のころよりアスパイアのお教室での季節のコンサートに伺い、ピアノを習うならこのお教室にしようと決めておりました。3歳になり、保育園のお友達二人と3人の男の子でのグループレッスンです。毎回、おとなしくするはずもない男児3人で、音楽なんかそっちのけで、ふざけてばかり…なんて、親の忍耐を試されることも多々ありますが、先生との面談を通じて、励まされ、親としての成長を支えていただいております。
そんなやんちゃな子どもたちにも、楽しく取り組めるような工夫や仕掛けを、先生は、たくさん取り入れてくださります。知らず知らずのうちに音楽の基本的な音符や拍子、記号を学ぶことができます。特に映像教材は、長男の一番のお気に入りです。ベートーヴェンやドボルジャークなど偉大な音楽家の人生を知り、子ども心ながらに色々と蓄積しているように思います。
早いもので、レッスンに通い始めてから5年がたちますが、長男は今も音楽教室のレッスンの日をとても楽しみにしています。家では、新しい曲がなかなか、上手に弾けず、悔しい思いをすることもあるようですが、自分の心の動き認め、それを前向きな気持ちを変えてから、できないところを練習する。すると、昨日までは弾けなかった曲が、今日は弾けるようになるという小さな成功体験を繰り返しています。「僕は必ず練習したら、できるようになる」という自信を身につけているようで、これは音楽だけでなく、これから彼が挑戦するすべてのことに力を与えてくれるものだと思います。
小学生になり、ハーモニークラスにて合唱も参加しております。日々のピアノの練習ではどうしても「自分のできる・できない」にこだわってしまいますが、ハーモニークラスに参加することで、来ていただいた観客の方に、被災された東北の方にエールを送りたいという願いを立て、他者に与える喜びを学ぶ素晴らしい機会を親子でいただいております。
最近では次男もようやくピアノレッスンを始めることになりました。長男とは違い、場所見知りで、間違えたくない、上手にやりたいという気持ちが強いようですが、ピアノや音楽をアスパイアで学ぶことにより、「失敗すると上手になるんだ」という経験を重ねてほしいと思っています。 
「中学受験との両立」  大塚真紀子さん
~小学5年生・女児 のお母様より~
小学5年の娘は、アスパイアで音楽を学び始めて6年目になりました。教室で行われるミニコンサートにも、親子で参加し、アスパイアを通じて、音楽の楽しさを毎回味わっています。
しかし、こんな私たちも一度はこの教室をやめようと考えたことがありました。娘が4年生の終わり頃、中学受験をするために塾通いを検討し、習い事をやめることに決めかけたのです。
でも、勉強一色となった時の受験生のストレスや、音楽好きの娘の性質をよくご存知だったアスパイアの先生方は、学習塾と音楽を両立できるよう、レッスン日を少なくしてくださるなど、色々と提案してくださり、ありがたいことに、何とかピアノのレッスンを続けることができるようになりました。
しばらくして私は、音楽が人にエネルギーを与えたり、心を慰めたりするのは本当だと感じるようになりました。塾通いで忙しくなった娘は、かえって家でのピアノの練習が大切な気分転換となり、少ない時間でも真剣に楽しそうに、鍵盤に向かうのです。好きな曲を弾き、気分が高まると再び机について宿題を始めます。勉強の合間に音楽を取り入れると、思いのほかはかどるものだと、娘の姿を見て感じました。
塾に通い始めて約8カ月。最初は欲張りで4教科すべて受講させましたが、短期間の知識の詰め込みは、あまり身に付かないことが分かり、教科を減らしました。歴史などは、アスパイアで学ぶ、映像や音楽を交えて味わう音楽家の人生史の方が、より印象に残るようです。
娘は今、学校の学芸会の合奏での、ピアノのオーディションに向けて、アスパイアで指導を受けています。一つの楽譜に取り組み、他の生徒の皆さんと協力し合って、素晴らしい演奏になればいいと思います。
多感な、娘の大事な子ども時代を、あやうく毎日机に向かうだけの無味乾燥なものにしてしまうところでした。あらためて、アスパイアの先生方のアドバイスに深く感謝したいと思います。
「子供を認めて、信じて、待ってあげる大切さ」 大和知代さん
~5歳 幼稚園年中 女児 のお母様より~
私たち親子がアスパイアと出会ったのは昨年五月。知人から体験レッスンに誘われたのがきっかけでした。
元来恥ずかしがりやで、外ではおとなしい娘ですが、アスパイアに来ると、娘はのびのび、自分のやりたいことをやっていました。
先生方はそんな娘を決して無理強いすることなく、常に温かく受け入れてくださいました。また同時に、娘の自由奔放な行動が理解できず苛々することが多かった私の話を親身に聞いて、私の心をほぐしてくださいました。
そして今、娘がレッスンに前向きに取り組んでいる姿をみて、とても嬉しく思うとともに、子どもを認めて、信じて、待ってあげることの大切さを実感しています。
娘はアスパイアが大好きです。それは「先生が自分をちゃんと受け止めてくれている」と心から感じることができるからだと思います。
私たち親子にとって、アスパイアは、音楽のレッスンを通じて、先生方からあたたかでやわらかな時間と、豊かな心をいっぱいもらうことのできる大切な場所となっています。
「早いものでもう半年が経ちました」岩間恵さん
~ピアノクラス 6歳 幼稚園年長 男児 のお母様より~
体験レッスンを受け本人が是非やりたいと習い始めたのですが、はじめは少し緊張して
私から離れられなかったのが、今では慣れて一人でも平気になってきました。
教室には色々な楽器が置いてあり興味深々でしたが、ちゃんとレッスンで使わせていただいたり、本人の意志をくんでくださったり、走ったり身体を使った遊びを交えてのびのびと学んでいます。いつもあっという間の一時間です。
また、心をノートに書いて気持ちの整理をさせることで癇癪をおこさずに落ち着くことが出来ました。ちょうど癇癪や気持ちの切り替えが出来ず、困っていたので助かりました。
子どもに向き合って長所を見つけてくれるのはアスパイアの良いところだと思います。
これからも教室と共に親子で成長していきたいと思います。
「アスパイアに通わせてよかったこと」 伊藤京子さん
~ピアノクラス 8歳 男児 のお母様より~
アスパイアには、現在8歳の息子がお世話になっています。小さい頃から、“音楽を・・”っと思い、個人ピアノに通ったことがあったのですが、だんだんと嫌がるようになり、長く続きませんでした。
アスパイアに来たのは、6歳の時です。
先生方が、息子に合わせてレッスンしてくれるので、無理なく始められました。息子は新しい曲に入るのが、とても苦手です。決まってピアノから離れ、違うことをし始めてしまうのです。前のピアノ教室の時も同じだったので、続けられなかったのは、それが原因だったのかもしれません。
でも、アスパイアは違いました。
常に息子の目線に立って、息子の興味のあるものから受けいれ、徐々に新しい曲にはいっていくのです。ピアノ以外にドラムや太鼓、ハーモニカ、ふえ等がおいてありますので、息子の興味のある楽器から楽しませてくれます。そして、ちょっとしたことでも励まし、ほめてくれます。そうしているうちに、息子の中にも自信が芽生え、新しい曲に段々と向き合うようになってきました。今では、弾けるようになるまで頑張る息子の姿が見受けられます。私にとっても大変うれしいことです。
一時はどうなることかと思いましたが、先生方には、息子の新しい芽を根気よく伸ばしていただいたと思っています。学校の学習にもつながりますので本当に、助かりました。私の子育て相談にものっていただきましたので、それも助かりました。
また、うちの息子は練習をしないことがよくありました。先生は「いいのよ、ここで練習すれば・・」と言って下さいます。息子はもちろん、私にとっても、とても肩の荷の下りる言葉です。“弾けるようにしなくてはいけない”という私の焦りが、息子を追い詰めていたところがあったように思います。(それでは、ピアノを楽しめませんよね。)今では、家でも楽しく練習し、妹にもはりきって教えています。
アスパイアは、本当に音楽を楽しむことを教えてくれるところだと思います。これからも、子供のレッスンを通して、子供と音楽を楽しんでいきたいと思います。
 
「ホームコンサート企画」大塚真紀子さん
~8歳 女児 のお母様より~
故郷に帰省して、もちろん毎日、もりだくさんの行事で時が過ぎていきますが、その中で、娘は娘らしく、芸術活動をしました。
ある日、食卓の上で、熱心に何かコリコリ書いています。小さな紙をたくさんと、中くらいの紙を一枚仕上げ、小さな方を大人達(父、母、私、妹、妹、妹の夫)に6枚配りました。そこには、「音楽会チケット、8月○日」という文字が。 
そして壁に中くらいの紙をぺたりと貼りました。そこには「楽しい音楽会。みんなきてね。曲目…」と書いてあります。どうも近日中に、いとこの姉弟と3人で、音楽の発表会が開かれるようなのです。娘は企画、興業を一人で思いつき、大人達をびっくり、感心させました。
当日は、娘(8歳)いとこ二人(5歳、2歳)のピアノの他に、妹のベートーベン、私のモーツァルト(ソナチネ練習曲)もう一人の妹は友人の結婚式に弾いた華麗なラブソングなどが、飛び込みで発表され、音楽会は大成功でした。娘は人を楽しませる才能があるようで、とても誇りに思います。
音楽の道にはいろいろありますね。ピアノやバイオリン、歌、フルート、など、さまざまです。
アスパイアはどの道にも進めるように、準備をする空間なんだなといつも思います。そして音楽の道だけではなく、人としてどう生きていくのかのアイデアをえたり、心の基礎を築いていく場なのだと感じています。
今日、娘は、自分が歌ってみたくなったのでしょう。「朝が来た」の低音を一人で歌い始め、それがとても美しかったので、驚きました。まいた種が芽を出し、花を咲かせているのかな。いろんなたくさんの花を咲かせましょう。娘。    母より
「間違わないことより、気持ちが大切」  匿名希望のお父様
~女児 のお父様より~
昨日、小学校で日直のスピーチの時に、娘が同級生たちに、アスパイアで先生が教えてくれた通り、 『ピアノの先生から教わったことですけど、間違わないことより気持ちが大切です』とお話したそうです。
今日、担任の先生がそのことを取り上げて『本当にその通りで、間違わないと思うより気持ちが大切』とおっしゃったそうです。娘は大変に喜んでおりました。詳しくは娘に聞いてください。
※お父様より、このようなご連絡をいただきました。というわけで、生徒さんが執筆中。近々、掲載しますのでお楽しみに!